HISTORY
歴史を知る
岡上営農団地
岡上の丘陵部は45〜85mにも及ぶ傾斜地で、良い土壌ではありましたが耕作しづらい地形でした。そこで、谷戸周辺の山を耕地にするため、1973(昭和48)年3月に岡上営農団地管理組合が設立され、同年12月に川崎市多摩区岡上改良区として認知され、1985(昭和60)年4月に岡上営農団地が完成しました。これにより14ヘクタールだった農用地が25ヘクタールに拡大され、経営規模の拡大や機械化も可能となりました。
また、生産・販売の共同化により、東京や横浜などの消費地で長期間安定した利益が上げられる作物を栽培することができるようになりました。
現在、営農団地は岡上の人気スポットとなり、里山を巡る散歩にも快適と評判を得ています。一年中、新鮮野菜が販売されているほか、柿もぎやタケノコ堀り、ブルーベリーの摘み取りなどの観光農業も盛んで、都市農業のモデルとなっています。
現在、営農団地は岡上の人気スポットとなり、里山を巡る散歩にも快適と評判を得ています。一年中、新鮮野菜が販売されているほか、柿もぎやタケノコ堀り、ブルーベリーの摘み取りなどの観光農業も盛んで、都市農業のモデルとなっています。
参考・引用:
『岡上の魅力再発見』(「岡上の魅力再発見」調査会・岡上町内会、2010年発行)
『麻生観光ガイドブック』(麻生観光協会、2022年3月改定)
岡上神社
川崎市麻生区岡上(小田急線・鶴川駅より徒歩10分)